前回は、ゲーム開始直後の7ミノを使って作成することができるTスピン−ダブル(いわゆる開幕積み、テンプレ積み)のうち、
下から2ライン分を下向きのTミノでスピン消ししたもののみを 紹介した。
今回は一番したのラインを使わずに、空中で作成するTスピン−ダブルを全て紹介する。
なぜ形が複雑になるのに、わざわざ空中でTスピン−ダブルを作るかというと、いくつかよい特徴があるからだ。
決めれば気分は上級者!
だけが理由ではない。
例えば、普通の開幕Tスピン−ダブルは、一番下のラインに (Iミノ)を置く必要があるパターンがほとんど。
Iミノが、ミノ順後半に来れば、開幕Tスピン−ダブルを断念せざるを得ない。
ところが、空中Tスピン−ダブルは、Iミノを最後に使うパターンが多い。
また、消した後に残った形が特徴的であるので、通常の積み方だと狙えないような戦略が打ち立てられる。
今回も、専用のプログラムを組んで洗い出したので、漏れは無いはず。左右対称のものは、予め除外している。
15パターン紹介する。
(Oミノ)の上に
(Zミノ)を乗せて蓋を作っているパターン。
いずれのパターンも3段の高さの壁ができる。
まん中のパターンは、足場を左右2ブロックずつしか使わない。
両サイドが同じ高さで、まん中が低い状態であれば、ゲーム開始時だけでなくプレイ中に突然使うことも可能。
(Oミノ)の上に
(Zミノ)を寝かせて蓋を作っているパターン。
左側にTスピン−トリプルが簡単に組める形ができるのが特徴。
まん中の形のものは、新アルバトロス積みで採用(積み方は、いずれ紹介する予定→アルバトロス−スペシャル公開!2010/4/10追記)。
(Lミノ)や (Jミノ)で蓋をした形。
いずれも、消した後特徴的な形が残る。
以上、15パターンの紹介終わり。
Tスピン−ダブルをしても、隙間が残ってしまう形を80パターン紹介する。
パターン数は多いが、使える形はほとんどない。
(Sミノ)を
(Jミノ)や
(Zミノ)に乗せて、蓋をしたが、隙間が残る形。
利用価値はあまりないと思う。
(Oミノ)の上に
(Zミノ)を乗せて蓋を作ったが、隙間が残る形。
また、 (Iミノ)、
(Oミノ)で蓋をしたが、隙間が残る形。
最後から2つめは、右側にTスピン−シングルが狙える形が一応残る。
最初に (Sミノ)と
(Zミノ)を落として作れるパターンもあるが、あまり利用されないだろう。
(Lミノ)、 (Jミノ)で蓋をしたが、隙間が残るパターン。
(Iミノ)の上に、
(Sミノ)を乗せて蓋を作ったパターン。
Sミノの上部が必ず残ってしまう。
(Lミノ)の上に、 (Sミノ)を 乗せて蓋を作ったパターン。
これも、 Sミノの上部が必ず残ってしまう。パターン数は多いが、部分を入れ替えただけの形が多い。
(Jミノ)の上に、
(Sミノ)を 乗せて蓋を作ったパターン。
これも、 Sミノの上部が必ず残ってしまう。これも、部分を入れ替えただけの形が多い。
以上、80パターンの紹介終わり。